【映像制作を依頼する前に】スマホじゃだめ?企業動画におけるビデオカメラの種類と活用
- TOHEARTS制作編集部

- 5月25日
- 読了時間: 6分

「今どきスマホで十分じゃない?」コレ、迷いやすいテーマです。
企業動画を作ろうと考えたとき「スマホでも十分撮れるのではないか」「専用のビデオカメラやプロのカメラマンは本当に必要なのか?」と迷うことがありますよね。
最近はスマホの画質や性能も格段に上がっていますので、どこまで対応できるのか、ますます判断がしにくい部分です。
実際には、撮影する内容や求める仕上がりによって、向いている機材は変わります。
展示会用の映像作りで、シーンの一部に製品の動きを見せたいだけならば、スマホで十分な場合もありますし、テレビCMやネット広告で使う映像で、製品イメージやモデルの撮影などがあるのなら、やはり高品質に制作したいもの。
本記事では、企業動画で使われる主なビデオカメラの種類、それぞれの向き不向き、スマホ撮影が活きる場面と注意点を整理して解説します。
企業動画のカメラとスマホ活用を整理する
① 企業動画で使われる主なビデオカメラの種類

企業動画の撮影では、業務用ビデオカメラ、一眼系カメラ、シネマカメラなど、いわゆる「プロ用機材」と呼ばれるカメラが使われることも多いです。
それぞれに特徴があり、撮りやすさ、画づくり、運用のしやすさが異なるため、どの機材が使われるかで、現場の進め方や仕上がりの方向性も変わります。
業務用ビデオカメラは、長時間撮影や安定した運用に向いており、インタビューや記録性の高い撮影で使いやすい傾向があります。
一眼系カメラでは、背景をぼかした印象的な映像に向いており、企業紹介や採用動画などで使われることがあります。
シネマカメラは、より本格的な画づくりに向いていますが、体制や予算との兼ね合いも重要です。
機材の種類ごとの違いを知っておくと、提案内容の意味を理解しやすくなります。
② カメラごとの向き不向き

どのカメラにも得意な用途と不得意な用途があります。
安定して長く撮る必要がある場面では、排熱性能やバッテリー持ちに優れ、長時間駆動を前提に設計されている「業務用ビデオカメラ」が向いています。
一方で、被写体を印象的に見せたい場面では、センサーサイズが大きく、背景をぼかして被写体を際立たせることに長けた「一眼系カメラ」のほうが、映像の雰囲気を出しやすいことがあります。
ただし、いずれも見た目が本格的だからといって、常に最適とは限りません。
現場の人数、撮影時間、音声収録の体制、納品物の用途によって、適した選択は変わりますし、予算の都合によってはこれらの採用が難しく、代替案が求められる場合もあるのです。
企業担当者としては、どの機材が優れているかよりも、自社の動画目的に合っているかで考えることが大切です。
機材選定は性能比較ではなく、制作会社と相談しながら用途との相性で判断しましょう。
③ スマホ撮影が向いている場面と限界

現代のスマートフォンは、ひと昔前と比べ、カメラ性能や機能などが充実し、撮影手段の選択肢としても大きな存在となっています。
スマホは手軽に撮影できるため、ちょっとした記録や速報性のある発信にも向いています。
社内の雰囲気紹介、現場の短い記録、映像素材としての簡易撮影などでは、十分役立つ場面があります。
特にスピード重視で撮ってすぐ共有したい用途や、現場担当者でないと分からない製品や機器、工場内などの撮影では大変使いやすい選択肢です。
一方で、安定した画、自然なぼけ、暗所への強さ、音声の確実性などには限界があります。
これは、スマホで撮影された映像は時に、自動調整機能や、電子的な処理、または加工されたデータとして保存される事がある点にも関係するため、注意が必要です。
企業のブランドイメージに関わる動画や、長く使う会社案内、採用動画、製品紹介などでは、専用カメラや適切な収録体制のほうが仕上がりの差が出やすい場合があります。
スマホは便利ですが、すべての用途に置き換えられる万能手段ではありません。
有効な道具の1つであることは間違いありませんが、手軽さと引き換えに、表現や安定性の制約もあると理解しておく必要があります。
④ スマホで撮影する際に注意したいポイント

スマホで撮る場合は、まず手ブレ、音、明るさの3点に注意することが大切です。
画質そのものよりも、映像が揺れている、声が聞き取りにくい、暗くて見づらいといった問題のほうが、視聴時の印象を大きく下げます。
さらに、これら要素は「編集で修正ができない」という点も把握しておくべきです。
もちろん、編集により軽減させることは可能ですが、品質の劣化は避けられません。
よくある例として、
「手振れが激しく、見返したところ映像が大きく揺らいでしまっている。」
「動画を撮影したが、マイクの設定に問題があり、音が極端に悪くなってしまった。」
「スマホの露出調整機能の影響で、明るさが頻繁に変わりチカチカと明滅している。」
などがあります。
企業担当者からすると、撮影データ自体はあるわけですし、再撮影も手間ですから、
「制作側の編集で何とか修正できないか?」という気持ちになってしまいます。
しかし、残念なことに、これら要素は編集による修正が難しく、無理に修正を行えば、修正度合いと比例して、映像の品質を大きく低下させてしまうのです。
再撮影のできない状況であれば、苦肉の策として、品質劣化を受け入れて、可能な限り修正して使用するという場合もありますが、映像に高い品質が求められる場面においては、再度撮影する以外に方法がなくなってしまうのです。
もちろん、上記だけではなく、基本的な画角や被写体を画面の真ん中に捉えているかなど、撮影するうえでの初歩的な要素にも注意が必要です。
また、縦横の向き、背景の整理、撮影時間帯も制作する映像と合致するよう、事前に意識しておかねばなりません。
逆光を避け、見せたいものがはっきり伝わる構図を意識して撮影する必要を考えると、スマホの手軽さだけではカバーしきれない場面も見えてきます。
自社が必要としている映像に必要な品質はどの程度なのか、あらかじめ検討し、自社で撮影できるか、プロに任せるかを判断する材料にすると良いでしょう。
自社で一部素材を撮る場合でも、どの程度の品質が必要かを制作会社と先に共有しておくと安心です。
スマホ撮影では、機材性能よりも基本的な撮影環境の整え方が重要であることを、企業担当者は十分に把握しておきましょう。
📌 まとめ:機材特性の理解が映像品実につながる!📌
✅ 企業動画で使われるカメラには種類ごとの特徴がある
✅ 機材選定は性能の高さではなく、用途との相性で考えるべきになる
✅ スマホは手軽で性能も向上しているが、用途によっては限界もある
✅ スマホで撮る場合は、手ブレ、音、明るさなどの基本管理が重要になる
企業動画では、何で撮るかよりも、何をどの品質で伝えたいかを基準に判断することが重要なんですね!
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