【映像制作を依頼する前に】映像の「トーン」を決める色温度とホワイトバランス
- TOHEARTS制作編集部

- 2 日前
- 読了時間: 5分

「映像の色味が違って見える?」それには理由があります。
同じ場所を撮影していても、映像によって暖かく見えたり、青っぽく見えたりすることがありますよね?
その違い、実はカメラの性能差だけでなく、色温度やホワイトバランスの設定によって生まれることが多くあるのです。
「色温度ってなに?」「ホワイトバランス?」言葉としては聞いたことがあっても、実際に何が違うのか、どういったものなのかは分かりにくい部分です。
こうした映像の基本を知っておくと、制作したい映像の雰囲気に関する要望を、制作会社へ正確に伝えやすくなります。
本記事では、色温度とは何か、ホワイトバランスとは何か、両者が映像の印象にどう関わるのか、そして依頼前に確認したいポイントを整理して解説します。
色の整え方が映像の印象を左右する
① 色温度とは何か

色温度とは、光がどのような色味を持っているかを表す考え方です。
一般的には、ろうそくや電球のような暖かい光は赤みや黄色みが強く、曇天や日陰のような光は青みが強く見えます。
撮影現場の光には、屋内や屋外、晴天なのか曇天なのか、照明の種類や光量など、様々な条件下で違いがあり、その影響は映像にもそのまま表れます。
そのため、同じ人物や商品を撮っていても、照明環境が変わるだけで全体の印象は大きく変わります。
映像制作では、色温度を理解しておくことで、落ち着いた雰囲気にしたいのか、清潔感やシャープさを出したいのかといった方向性を整理しやすくなります。
色温度は、映像の色味を決める前提条件として捉えることが重要です。
② ホワイトバランスとは何か

ホワイトバランスとは、白いものを白く見せるために、カメラ側で色味を整える機能です。撮影場所の光が暖色寄りでも寒色寄りでも、基準となる白を自然に見せることで、映像全体の色の偏りを補正します。
たとえば、皆さんはオレンジ色の照明下にいる時、一般的な印刷用紙を見たとして「これはオレンジ色の紙だ!」とは思いませんよね?
これは、人間の目が非常に優秀で、オレンジ色の電球の下でも、青白い蛍光灯の下でも、白い紙を見れば「これは白だ」と脳内で自動補正して認識できるためです。
しかし、カメラはそこまで賢くありません。
光の色に正直に反応してしまい、白いものがオレンジや青に染まって映ってしまいます。
これを防ぐために、カメラ側で「今の光はオレンジっぽいから、少し青を足して相殺しよう」と調整し、白を白として正しく再現する機能がホワイトバランスなのです。
この設定が合っていないと、人物の肌が不自然に見えたり、商品本来の色が正しく伝わらなかったりします。
逆に、意図的に少し暖かく見せたり、冷たく見せたりすることで、映像のトーンを演出することもできます。
ホワイトバランスは補正のためだけでなく、表現にも関わる要素なのです。
ホワイトバランスは、色のズレを整える機能であると同時に、映像の雰囲気を調整する手段でもあることを把握しておきましょう。
③ 色温度とホワイトバランスで映像の印象はどう変わるか

色温度とホワイトバランスの組み合わせによって、映像の印象は大きく変わります。
暖かい色味は親しみや安心感を与えやすく、青みのある色味は清潔感や緊張感、洗練された印象につながりやすくなります。
同じ構図でも、色の整え方だけで受ける印象は変わります。
企業動画では、この違いがブランドイメージや伝えたい空気感に直結します。
たとえば、信頼感を重視するインタビューなのか、先進性を打ち出したい製品紹介なのかで、適した色の方向性は異なります。
色味の認識が共有できていないと、完成映像に違和感が生まれる原因になります。
映像のトーンは、構図や内容だけでなく、色温度とホワイトバランスの設計によっても大きく影響するのです。
④ 映像制作を依頼する際に確認したいポイント

依頼時には、単に「自然な色で」と伝えるだけでなく、どのような印象を求めるのかを具体的に共有することが大切です。
たとえば、暖かみのある雰囲気にしたいのか、白をすっきり見せて清潔感を出したいのかで、撮影や調整の方向性は変わります。
また、撮影場所の照明条件も事前確認のポイントです。
オフィス、店舗、工場などは光源が混在していることがあり、現場によって色の調整難度が変わります。
参考動画をもとに「このくらいの暖かさにしたい」と伝えると、制作会社との認識合わせがしやすくなるためおすすめです。
依頼前の企業担当者に必要なのは、映像の色味をどのような印象にしたいかを、あらかじめ言語化し、共有できるようにしておくことなのです。
📌 まとめ:色の理解が映像のトーン設計を支える!📌
✅ 色温度は、光そのものが持つ色味の違いを理解する基本になる
✅ ホワイトバランスは、白を基準に映像全体の色味を整える役割を持つ
✅ 色温度とホワイトバランスの組み合わせで、映像の印象は大きく変わる
✅ 依頼時は、求める雰囲気と撮影環境をあわせて共有することが重要になる
映像の色味に関する基本を押さえておくことが、完成イメージのずれを防ぐことにつながります!
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